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広がるおでかけリハビリ 普及目指し10月に協議会設立へ

 函館朝市協同組合連合会(井上敏廣理事長)が取り組む高齢者のリハビリに買い物や食事を織り交ぜた事業「おでかけリハビリ」が広がりを見せている。介護施設の利用者に加え、7月以降は一般の高齢者らにも枠組みを広げて開催する予定だ。今後はスーパーなどと連携して10月にも新たな協議会を立ち上げ、エリアごとにおでかけリハビリの拠点を置いてさらなる普及を目指す。
 協議会の設立は、朝市をモデルケースとして会場を市内に複数開設することでより多くの市民に活用してもらうのが狙い。同連合会は、地域貢献や企業の社会的責任活動の一環として事業に賛同するスーパーなどに参加を呼び掛けており、既にイオン北海道やマックスバリュ北海道などが興味を示しているという。
 10月をめどに設置する協議会には作業療法士や言語聴覚士の資格を持つ関係者からも参加を募り、買い物前に行う介護予防の健康体操などを担当してもらう予定。同連合会の松田悌一事務局長は「家に閉じこもりがちな高齢者の外出機会を増やし、出かけた場所でさまざまな体験ができるようにしたい」と話し、買い物以外のメニューも充実させる考えだ。
 事業は4月の開始以降、体験に訪れる介護施設が増加中で、26日は市内2カ所の事業所が合同で朝市を訪問。化粧品メーカーの講師による美容教室もあり、利用者は〝おめかし〟して買い物や食事を楽しんだ。 
 市内在住の寺岡康子さん(81)は「化粧も楽しかったし、おいしいラーメンを味わえて満足です」と笑顔。体験を企画した鴻仁会(宮前町)の大島達也担当課長は「利用者の皆さんが生き生きとして、普段とは違う表情がみられた」と手応えを感じた様子だった。
 事業を広く知ってもらおうと、同連合会は7月3、10の両日、函館朝市ひろば(若松町9)で一般市民向けのおでかけリハビリを企画。作業療法士による健康体操と認知症予防教室に続いて、買い物などを満喫してもらう。
 両日とも午前10時~午後1時。希望日の2日前までに電話で申し込む。申し込み、問い合わせは同連合会(0138・22・7981)へ。(山田大輔)










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