函館市民スケート場(金堀町10)が16日、今季の営業を開始した。オープンを待ちわびた子どもたちが大勢来場し、にぎわいを見せた。
前日夜から雪となった影響で、職員は朝から除雪作業に追われ、午前10時の開場には外周250メートルのスピードリンクのみが間に合った。オープニングセレモニーで同スケート場を運営する市文化・スポーツ振興財団の佐々木茂理事長は「冬季五輪が迫り、スケート界も盛り上がっている。道南唯一のスケート場なので、たくさんの人に利用してほしい」とあいさつ。ホッケー少年団の函館ライトニングの選手らを先頭に初滑りを楽しんだ。
友達3人で訪れた函館南本通小学校3年の新田透君(8)は「オープンを楽しみにしていた。あまりうまく滑られないので冬休み中に練習したい」と笑顔で話した。
今季の営業は来年2月18日まで(12月31日、1月1日は休場)。1月2日に初すべりお年玉プレゼント、同21、28日にもイベントが予定されている。(北川隼夢)