函館市西部地区ではしご酒を楽しむイベント「第36回函館西部地区バル街」(実行委主催)が9月1日、同地区で開かれる。新型コロナウイルス禍の中断を経た再開後では最多となる64店舗が参加を予定し、8月1日から前売りチケットを販売する。専用ホームページでの予約受け付けは同日正午から。
西部地区をスペインの立ち飲み居酒屋「バル」に見立てた同イベントは「2004スペイン料理フォーラムinHAKODATE」の前夜祭として第1回を開催。コロナ禍で約3年半のブランクがあったが、23年春に復活し、今年で20周年を迎えた。
今回参加する64店舗のうち、14店舗が道南や青森県から特別参加。協賛イベントでは金森ひろば店舗前で道南と青森県の女性まちおこしグループ「津軽海峡マグロ女子会」によるPRやフラメンコのライブがあるほか、市地域交流まちづくりセンター(末広町)1階に当日設置する「バル街i」に着物で来た人に酒などを振る舞う「きものdeバル」も開催する。
チケットは5枚つづりで前売り4000円、当日5000円。前売りは参加店や市内、七飯町の販売協力店で取り扱う。当日券の販売、インターネット予約チケットの引き渡しはバル街iへ。
実行委の加納諄治事務局長は「イベント前からチケットの問い合わせがあり、多くの人が心待ちにしているのを実感している。秋の始まりの先頭を切るイベントになれば」とPRする。
問い合わせは加納事務局長(080・6088・3945)へ。(飯尾遼太)