12月1日に開幕する「2021はこだてクリスマスファンタジー」(実行委主催)のメインツリーが29日、会場の金森赤レンガ倉庫群前に設置された。
ツリーは例年、市の姉妹都市カナダ・ハリファックス市から贈られたモミの木を使っているが、新型コロナの影響などで一昨年から道産のトドマツを使用している。
今月上旬から函館港北埠頭付近でツリーの電飾作業を進め、この日は早朝に台船でえい航し、対岸の会場に接岸した。巨大ツリーがお目見えすると、道行く市民や観光客が足を止め、写真を撮るなどしていた。30日夕には試験点灯し、本番に備える。
今年のクリスマスファンタジーは例年通り25日まで開催するが、感染防止の観点から昨年に続き規模を縮小。ツリーの点灯時間は午後4時半~同10時で、初日の1日は午後6時から点灯開始。期間中、午後6時前後の再点灯の際に花火が打ち上げられる。(鈴木 潤)