【北斗】北斗まちの大学(高橋幸村代表)の「プペルバス&トラック~光る絵本展~in太平洋セメント工場夜景」が18日、市運動公園駐車場で開かれ、事前予約した親子連れら約1100人が、太平洋セメント上磯工場の工場夜景を前に、絵本「えんとつ町のプペル」の世界観を楽しんだ。
バスとトラックは、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんが手がけた「えんとつ町のプペル」のイラストパネル「光る絵本」を積んで全国各地を巡回。主催者によると、2台が同じ会場に同時に集まるのは珍しいといい、工場夜景をバックにした「光る絵本展」は国内初という。
会場では、地元写真愛好家らの協力で子どもたちが夢をスケッチブックに描いて記念撮影。エンディングイベントでは照明を落とし、工場夜景が浮かび上がる中で6分間のショートアニメが上映された。
北斗まちの大学は地域活性化を目的に今年3月に結成。今回が初のイベント開催で、費用はクラウドファンディングや会員の負担で賄った。高橋代表は「無料で子どもたちに喜んでもらうという目的は達成でき、まずは大成功。今後はイベントで撮影した子どもたちの写真のパネル展などを開きたい」と話していた。(神部 造、佐藤由紀彦)