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ラッピングバスで縄文の魅力発信

 来年夏に世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」のPRラッピングバスが18日、報道陣にお披露目された。19日から函館市、北斗市、七飯町内を運行し、〝走る広告塔〟として縄文の認知向上と世界遺産登録に向け機運醸成を図る。縄文PRラッピングバスの運行は道南で初めて。
 18日、渡島合同庁舎玄関前でお披露目式があり、渡島総合振興局の鳴海拓史局長、道南縄文文化推進協議会の境勝則会長、函館バスの内澤博昭常務、バスのデザインを担当したデザイナーひづめみか~るさんがテープカット。記念撮影した後、車両見学会も行った。
 鳴海局長は「地域の人たちが見て、乗って管内の魅力的な縄文遺跡について知ってほしい。世界遺産登録に向けた盛り上がりを加速したい」と期待を込めた。
 PRバス「GO!縄文号」は、地元の機運を盛り上げる事業として振興局と協議会が函館バス(森健二社長)の協力を得て実現。
 バスには、渡島管内にある縄文展示施設9カ所の代表的な出土品各1点(市立函館博物館の戸井遺跡・角偶など)のイラストと、市縄文文化交流センター非公認キャラクター「どぐう館長」を基調とする外装・内装ラッピングを施した。外装後面に構成資産の垣ノ島、大船両遺跡、関連資産の鷲ノ木遺跡の空撮画をラッピングするなど、縄文文化の素晴らしさが一目で見て取れるデザインとなっている。(山崎大和)










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