函館市亀田公民館で5日、恒例の子ども公民館講座「書き初め会」が開かれた。市内の小学生9人が参加し、新年の思いを込めて力強く字をしたためた。
講師は、若葉会書道サークル(髭和子代表)の会員7人が務めた。今回は、1年生が「こま」、2年生が「れいわ」、3年生が「広い空」、4年生が「港の朝」、6年生が「目的達成」を題とし、子どもたちは筆の持ち方や止め方などのアドバイスを受けながら、学年ごとに決められた課題に挑戦。字の間隔に注意しながら、慎重に筆を走らせた。
髭代表は「書道に親しみや関心を持つ子どもたちが増えてほしい」と期待を寄せている。道教育大附属函館小学校1年の高田眞太郎君(7)は「書き方を教えてもらえてうれしい。バランスが難しかったけど楽しかった」と話していた。
作品は、同館で10~31日に展示する。(木村京子)