函館エコロジークラブ(福西秀和理事長)が運営する市熱帯植物園(湯川町3)で1日、恒例のサル山温泉が始まった。約75匹のニホンザルたちが、湯加減に満足気な表情を浮かべ、来場者を楽しませている。
湯船には、温泉街としてにぎわう同町の旅館でも使われているものと同じ源泉をかけ流し。温度は約40度で、湯船に漬かるサルたちは、うっとりとした表情を浮かべる。中には、高台から湯船に飛び込み、しぶきを上げる無邪気なサルの姿も見られた。
入園料は一般300円。小中学生100円。午前9時半~午後4時半。笠井佳代子園長は「人間のような表情で温泉を満喫するサルたちの姿を楽しんでほしい」と話す。来年5月6日まで。(柳元貴成)