函館市内は19日、朝から気温が上昇し午前9時49分に最高気温7・5度を記録。この陽気を受けて、今月2日には74センチあった積雪がゼロとなった。函館地方気象台によると「20日の午前中には雪となる可能性もあるが、今後はまとまった降雪となる可能性は少ないのでは」と話している。
暖かさに誘われるように、市内大川町の斜面には、春の到来を告げるフクジュソウが小さな花を咲かせている。
本年度の記録的な大雪の名残で、日当たりの悪い場所にはまだ1メートル近い高さの雪山も残っているが、春の足音は確実に近づいている。(小川俊之)