函館市は、現在市役所6階の市長室前に展示している函館出身のロックバンド「GLAY」の記念品を、22日にシエスタハコダテ(本町)4階に開設する函館コミュニティプラザに移設する。
記念品は、GLAYが2013年7月27、28日の2日間、緑の島で開催した5万人を動員した凱旋ライブ後、メンバーから市に贈られた縦1・2メートル、横3メートルのフラッグやサイン入りギターなど。
同プラザには、メンバーをモチーフにした高さ2・4メートル、幅6メートルの巨大レリーフや1時間ごとにGLAYの楽曲が流れるからくり時計の設置を計画しており、ゆかりの品を一堂に集めて「聖地」としての発信力を高めたい考えだ。
市の担当者は「現在も全国のファンが市役所に訪れているが、より見学しやすい場所に移すことで多くの人にGLAYを身近に感じてもらうことができる」としている。(金子真人)