冬型の気圧配置が続いた影響で、19日は渡島で冷え込みが厳しくなり、気象庁の速報値によると最低気温は、森氷点下14・5度、函館同10・7度だった。
明け方までは雪となり、函館公園(青柳町)ではクロマツやイチイの大木などに雪が積もり、北国の冬の厳しさと、自然の造形美を感じさせていた。静けさが漂う中、名の由来通り「ヒー」と口笛のような鳴き声をするウソが飛び交っていた。雄は喉の回りに赤い毛があり、今年は大寒(1月20日)ごろから姿が確認されていた。
函館地方気象台によると道南の20日は日中、吹雪となる見込み。(山崎純一)