年末年始の家族団らんに懐かしい遊びはいかが―。函館市内や近郊の玩具店などでは、たこやかるた、百人一首、ボードゲームなど正月に楽しめるおもちゃが並んでいる。各店は「テレビやインターネットゲームが主流だが、この機会に昔ならではの遊びに親しんで」とＰＲしている。
○…函館市千代台町の「バラエティショップあさひや」（大坂昭夫社長）では、けん玉やこま、羽子板、たこ、福笑いなど伝統的なおもちゃをそろえる。町内会や学童クラブで教えているところもあり、なじみのある子どもも多いという。大坂社長の一押しは「人生ゲーム」（税込み４２９９円）。３世代で遊べ、家族のコミュニケーションに一役買いそうだ。
年中無休で、午前１０時～午後８時（３１日～１月３日は午後６時閉店）。問い合わせは（０１３８・５１・４８８４）へ。
○…北斗市七重浜２の石田文具（後藤理香店長）は、北海道独自の木札による小倉百人一首（税抜き７２００円）が年末年始を中心に売れ行きを伸ばしている。紙札もあるが、９割以上は木札が売れるという。また、子ども用の花札や人気キャラクターのかるた、マージャン牌セット（１万２０００円）やマージャン用マット（５０００円）などもあり、後藤店長は「家族みんなで楽しんでほしい」と話す。
年中無休。営業時間は日によって異なる。問い合わせは（０１３８・４９・３１７１）へ。（稲船優香）
函館新聞 X（旧Twitter）
函館新聞Facebook
函館新聞Youtubeチャンネル
ハコラクInstagram