【森】森町を流れる島崎川に沿う山間部に広がる「鳥崎渓谷八景」(鳥崎八景)では、紅葉の色合いが鮮やかになり、道内から訪れる人たちが楽しんでいる。
鳥崎八景は、国道5号から約2キロにある鳥地獄、高さ約100メートルのがけが約2キロ続く屏風(びょうぶ)崖のほか、獅子狭間(ししはざま)、駒ケ岳ダム、上大滝など、約10キロの間に8つの景観ポイントがある。
上大滝ダムでは、写真愛好家が三脚をセットし、さまざまな角度から絶景を撮影している。札幌市の自営業安田宗隆さん(66)は「2年ぶりに来た。今年は台風の影響なのか、色合いは今一つに感じるが、足を運んで有意義だった」と話していた。(山崎純一)