【札幌】来年3月26日に開業する北海道新幹線のイメージソング「SupernovaExpress2016」を制作した函館出身のロックバンド「GLAY」が、来年1月27日に発売する同曲など4曲を収録したニューシングル「G4・IV」の試聴会を19日、札幌市内で開いたイメージソングを書きおろしたTAKUROらが曲に対する思いを語った
同曲はJR北海道など35団体でつくる「北海道新幹線開業戦略推進会議」が制作を依頼古里・北海道への思いをはせた歌詞と、新幹線をイメージさせる壮大なメロディーが印象的これまで埼玉県内でのイベントで一部が流れたが、すべてを公開するのはこの日が初めて
試聴会はGLAYと道内のFMラジオ局が主催、会場には抽選で招待された約600人のファンが集まった応募数は約3500通(1通2人)で、約11倍の高倍率だった
TAKUROはイメージソング制作について「ほかの道内出身の有名歌手よりもGLAYを選んでほしいと以前から願っていて、関係者にチャンスをくださいとPRしていた函館だけでなく、北海道のこれからを感じさせる曲とした」と話した
曲は軽快なギターから始まり、HISASHIは「開業を記念しファンファーレをイメージした」と紹介TAKUROは「曲を制作中、工事関係者を紹介する番組を見て皆さんの苦労を知った時、自分が生半可な気持ちではいけないと感じた」と意気込みを明かした
このほかJIROは「最近は函館がGLAYを求めていると感じている」、TERUは「来年は新幹線の曲を担当するなど幸先良いスタートになる」、HISASHIは「GLAYは今、良いコンディションまた来ます」、TAKUROは「北海道発展になるような音楽を作り続けたい」と、それぞれに語った(山崎純一)