全国、全道で活躍する函館の女性書家の作品を集めた「第19回函館女流書作家十人展」(函館新聞社、実行委主催)が15日、函館市港町1の函館新聞社1階ギャラリーで始まった漢字、近代詩文、かななど一人2点の計20点を展示している12月12日まで
本紙創刊の1997年から毎年開催している書道展出展者は、今年から加わった宮野秋苑さんのほか、磯波水鈴さん、伊東晶子さん、笠谷純子さん、金谷紅麟さん、高村欄月さん、天満篤子さん、船木康子さん、茂呂小袖さん、吉川海夏さん市内の書家千葉軒岳さんの協力を得て選ばれている
筆使いや造形による調和で、女性書作家の際立った個性を感じさせている千葉さんは「発想が若々しいそれぞれが2作品とも力を発揮しており、例年以上にバラエティーに富んだ内容となっている観賞に来られたら分かると思います」と評価し、来場を呼び掛けてている
開場は午前10時~午後5時(山崎純一)