函館出身の女性デュオ、TheLetter(ザ・レター)のボーカル、伊藤千恵さんが、韓国の男性5人組グループ「NU,EST(ニューイースト)」の全曲日本語のニューアルバム「BridgetheWorld(ブリッジ・ザ・ワールド)」(11月18日発売)に収録されている2曲の作詞を担当した伊藤さんは「自分のこれまでやってきたことを客観視でき、貴重な経験だった」と話している
1曲は同グループ初主演の映画「知らないふたり」(来年1月9日公開、今泉力哉監督)の主題歌にもなる「Cherry(チェリー)」、もう1曲は「accesstoYou(アクセス・トゥー・ユー)」2曲とも、男性が恋人に対する愛情をストレートにつづったラブソングで、軽快なサウンドにのせて歌っている
伊藤さんは4月ごろ、楽曲の提供を受けて作詞依頼主の意向に沿って一部修正し、完成させたさらに作詞の追加依頼があり、「アクセス・トゥー・ユー」も書いた
伊藤さんが他のアーティストに詞を書いたのは初めて「頭が熱くなるほど言葉を絞り出したこともあった試行錯誤しながらだったが、充実感があった」と振り返る
ニューイーストは2012年に韓国でデビューし、アジアを中心に海外でも活躍日本でも人気上昇中で、伊藤さんは「歌もダンスもプロフェッショナル人気が広まるよう応援していきたい」と話す
ザ・レターは前身のガールズバンド「sisters(シスターズ)」から08年に改名し、伊藤さんと松谷美沙さんのデュオとして東京を拠点に活動している「機会があればレターとして函館でライブをしたい」と伊藤さん27日にはFMいるかの番組「デイタイムレディオ」に午後2時10分頃から出演する予定だ(鈴木潤)