函館市が地域の消費喚起事業として、7月に発行したプレミアム付商品券と子育てサポート商品券の使用期限が31日に迫っている市経済部によると、22日現在で発行総額の約89・9%にあたる約13億3000万円分の商品券が換金済みだという同部は期限内の利用を呼び掛けている
国の交付金を活用した事業で、プレミアム付券は額面1000円券12枚つづりを1万円で販売し、10万セットが即日完売となった子育て券は中学生以下の児童(約2万8000人)がいる世帯に1人当たり1万円分を交付2種類の商品券で約15億円分を発行しており、市内約1700の参加店舗、事業所で利用できる
使用状況について市商業振興課は、各店舗で換金手続きを終えていない券も一定程度あるとみられることから、既に9割以上の商品券が使用されたとみている同課は「幅広い業種の店舗などで利用があった11月以降は使用できなくなるので、今月中に使用してもらいたい」とする
市は事業終了後、アンケート調査や各店舗などでの使用状況を調査し、市民の消費行動、事業効果を分析し、年明け以降に公表する方針(今井正一)