【木古内】町産の純米でつくられた地酒「みそぎの舞ひやおろし」が20日から、町内の酒販店8店舗で発売を開始した今回は北海道新幹線の開業日(来年3月26日)を記したラベルを貼り、観光客にも〝木古内自慢の酒〟をPRする
「みそぎの舞ひやおろし」は、町産米「ほのか224」を原料として毎年秋口に販売しており、まろやかな口あたりが楽しめる人気商品春先に発酵させたもろみをしぼって加熱処理をし、晩夏まで貯蔵タンクで熟成させるその後は火入れをせず瓶詰めを行うため、芳醇でなめらかな酒ができる
「ひやおろし」は室温での保存が難しく、昨年は冬場の寒さと暖房との温度差で飲料内の乳酸菌が発酵して濁ったため、商品の3分の1が販売できなかった木古内小売酒販組合の東出邦夫組合長(72)は「今年は冷蔵庫で一定の温度に保たせるので大丈夫」と自信を見せ、「心待ちにしていたお客さんにぜひ飲んでほしい」と話す
辛口720ミリリットル(1203円、税込み)限定1000本を用意問い合わせは東出酒店(?01392・2・2073)か深瀬商店(?01392・2・2127)へ(斎藤彩伽)