大手薬局チェーン「サンドラッグ」の子会社「サンドラッグプラス」(札幌)は、18日に美原2丁目店、30日に田家店を相次いでオープンするいずれも集客が見込める交通量の多いエリアへの出店で、2店を足がかりとして函館市内に本格進出を図る考えだ
同社は、道内に約50店を展開函館・近郊では大型商業施設内で2店舗を運営しており、路面店の出店は今回が初めてキングハイヤー本社の跡地に建設した美原2丁目店は、店舗面積約950平方メートルで、駐車場は約30台分用意近隣にはMEGAドン・キホーテ函館店に入居する既存の「函館美原店」があるが、「交通量や商圏人口が多く、集客が期待できる」(同社)とし、美原地区で攻勢を強める
一方、田家の店舗は、8月25日で閉店した「スーパー魚長田家店」を改装面積は約1000平方メートルで、同社の店舗としては市内最大の規模となる半径1キロ以内にはサッポロドラッグストアーやツルハドラッグも店を構えており、激戦区化は必至だ
担当者は「路面店という立地条件を生かし、両店とも食料品を中心に品ぞろえを強化したい」とし、免税対応も検討するという同社は本年度、北見でも新店をオープンするなど、出店を加速させている(山田大輔)