函館市の元町公園を中心に開かれた「第8回はこだて国際民俗芸術祭」(一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン主催)が10日、6日間の日程を終えて閉幕した最終日も多くの来場者が足を運び、世界中から訪れたアーティストや民俗芸術団体などが見せるパフォーマンスやイベントを楽しんだ
各ステージでは手回しオルガン奏者の紀あささんややジャグリングのボンバングー、ピエロのぐっちなどが登場、さまざまなパフォーマンスを披露して拍手を誘ったメーンステージでは、インドネシアから訪れた伝統舞踊集団「ワルナ・インドネシア」の華麗なダンスが会場を魅了した
芸術監督として全体の演出に関わった同法人のソガ直人代表理事(44)は「天候に恵まれた6日間だったステージのパフォーマンスも向上してきた函館に野外フェス文化が成熟しつつあることを感じる年になった」と話し、手応えを感じ取っていた
4年前から家族で連日参加しているという市内の児童英語講師小西純子さん(38)は「いろんなアーティストや外国の文化や食べ物など毎年新しい発見がある来年も楽しみ」と笑顔で話していた(半澤孝平)