駅前施設の建設始動、新函館北斗

【北斗】北斗市は8日、新函館北斗駅(市渡)前に、地元経済界を中心とした新規法人により、ホテルを中心とした複合施設を建設すると発表した年内に着工し、北海道新幹線開業から約1年後の2017年2月のオープンを目指す長年開発が進まなかった、駅に最も近い「第1街区」で、中核施設の建設がようやく始動する
同施設をめぐっては、JR北海道がビジネスホテルの建設を14年5月に断念して以降、地元経済界が中心となって建設計画を立て、資金調達を進めてきた
建物は地上6階建て、延べ床面積約6300平方メートル1階は物販、飲食店などを開設2階以上は、ホテル事業を展開するABアコモ(東京、阿部裕二社長)が運営するホテルとなり、100室の客室のほか、レストランやフィットネス、温浴施設を整備する部屋は約30平方メートルのファミリータイプで、料金は1部屋8000円程度という
総事業費は20億円地元の金融機関が支援するほか、北斗市は補助金を活用して最大3億円を投じるまた、1階部分の買い取りを検討している
施設の運営は、地元企業や個人らが出資した新会社「北斗開発」が担う社長には、函館商工会議所の境勝則副会頭が就任資本金は3000万円で、今後増資を図るため、道南の企業などに支援を呼び掛けていく考えだ同会議所の松本栄一会頭は「函館、北斗、七飯の2市1町の経済団体が一体となって支えたい」としている
この日の記者会見には、高谷寿峰市長、境社長、阿部社長が出席し、事業計画を説明した阿部社長は「新幹線開業で、道南は国内外の観光客の需要が見込める旅行客が何度も訪れたいと思えるようなホテルを目指したい」と述べた高谷市長は「ホテル誘致が決定したことに安心しているこれを契機に新駅前の開発をさらに進めたい」と意欲を示した
地元の北斗市では、待ち焦がれた中核施設の建設計画発表に、喜びもひとしおだ市観光協会の佐々木博史会長は「新幹線開業に間に合わないのは残念だが、駅前のにぎわいや地域の活性化につながれば」と期待を寄せる市商工会の高井茂昭事務局長は「ようやくという感じだが、大変喜ばしい」と歓迎した
駅前の企業誘致をめぐっては、これまでにレンタカー会社7社、タクシー会社1社の進出が決定しているほか、道営住宅の建設が予定されている(山田大輔、毛利祐一朗)

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