函館市は、昨年度初めて実施し好評だったJR函館駅前広場のイルミネーション事業を大幅に拡充する北海道新幹線開業に照準を合わせ、開催期間を1カ月間延長して11月末から来年3月末までの約4カ月間とし、函館の玄関口のにぎわい創出につなげる市は電飾のデザインや配置、設置などを手がける事業者の公募を開始市観光推進課は「冬の函館観光を印象づける提案を期待している」としている昨年度のイルミネーション事業は、市などでつくるはこだて冬フェスティバル実行委が主催する「はこだてイルミネーション」の一環として、駅前から開港通り、二十間坂などに電飾を飾り、昨年11月末から今年2月末まで実施した
駅前広場には、駅舎から国道に向かってアーチ状の電飾を10基設置したほか、花壇には球状の電飾などを設置同課は「暗かった駅前が明るくなり、写真を撮影する市民や観光客も多く、好評だった」とする
本年度は、同実行委の事業と切り離して事業者を公募デザインや設計、施工などを委託するはこだてクリスマスファンタジーなど市内で冬のイベントが始まる11月28日にスタートし、新幹線開業後の来函者にも楽しんでもらうため、来年3月末まで延長するまた、昨年度は白色のシンプルな電飾を使用したが、本年度は色の変化などの工夫を求める
今月21日まで参加を受け付け、8月7日まで提案書など応募書類を提出同月下旬までに書類審査、プレゼンテーション審査を実施する委託料上限額は4860万円募集要項は市のホームページで公開問い合わせは同課(電話0138・21・3396)へ(今井正一)