函館市、中央、五稜郭病院の助産施設認可廃止へ

函館市は18日、市立函館病院の産科再開に伴い、低所得者の出産を援助する「助産施設」に指定している函館中央病院と五稜郭病院の認可を、来年9月末で廃止する方針を明らかにした認可廃止により、中央病院の周囲100メートルに位置する本町地区の飲食店は、風俗営業に関わる道条例の対象外地域となり、風俗営業が認められるようになる
助産施設は生活保護世帯や市民税非課税世帯の妊産婦を入所させ、助産を行う施設
中央病院を含む本町地区について、市は2007年3月に土地利用の高度化を目的に、都市計画法上の用途を「近隣商業地域」から「商業地域」に変更商業地域になると、風俗営業法で定めるキャバレー、クラブなどの風俗営業店が立地可能となる
ところが、06年2月、医師不足による市立函病の産科休止に伴い、同3月に中央病院と五稜郭病院が助産施設に指定され、道条例によって助産施設の周囲100メートルで風俗営業が規制されることが判明同地区の一部の飲食店は風営法上では条件をクリアしながらも、営業許可を取得できない事態が続いていた
対象となっている飲食店は実際には営業を続けており、11年9月に同地区の飲食店関係者らでつくる五稜郭飲食店親紅会が、風俗営業の許可を求めて市議会に対し請願を提出また同10月には、工藤寿樹市長に対し要望書を出していた
その後、主だった要求活動などはなかったが、市立函病の産科再開によって、長年の規制地域に関する懸案が解決することになる
市立函病の助産施設は10月に再開するが、市子ども未来部は分娩(ぶんべん)体制が軌道に乗る来年9月末まで、中央、五稜郭両病院の助産施設を継続する考えだ(蝦名達也)

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