プリンセス・クルーズ社の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6000トン)が16日、函館港に入港した外国客船入港時に乗客の案内役として活動している遺愛女子高校英語科の生徒28人が船内見学会に招待され、生徒たちは豪華設備の数々に驚きの声を上げて喜んだ
同船は5月に続いて、本年度2回目の寄港神戸を14日に出発し、函館が最初の寄港地で、青森、網走、ロシア・コルサコフなどを回るクルーズの最中
同校は2007年から、生徒たちの英語力向上につながるとして、外国客船寄港時に街頭での観光案内役を務め、この日もJR函館駅周辺などで2年生が活動した船内のインフォメーションデスク設置時など、乗船できる生徒は一部に限られている見学会は国内代理店のカーニバル・ジャパン(東京)の厚意で実現し、3年生28人を招待した
船内は客船スタッフが英語で案内し、バーやレストラン、シアターなど船内を見学屋上デッキではプールや大型の液晶スクリーンに驚きの声を上げ、カメラやスマートフォンで撮影を楽しんだ猪股希実さん(18)は「屋上のプールは景色も良くて、外国にいるようだった(乗客案内役の活動は)1年生の時よりもコミュニケーションの仕方が磨かれ、会話のスキルも上がったと思います」と話していた(今井正一)