道南日本海でのツチクジラ漁解禁(25日)に合わせ、ツチクジラの赤肉を使った竜田揚げ定食と照り焼き丼が6月1日から、函館市水産物地方卸売市場(豊川町)2階の魚市場食堂「魚いち亭」(佐々木博樹代表)のメニューに登場する
函館水産連合協議会鯨(くじら)普及部会(利波英樹会長)が肉を安く提供し、市民に手ごろな価格で味わってもらう恒例の取り組み昨年は竜田揚げ1600食、照り焼き200食を売り上げた
どちらも価格は600円(税込み、大盛り800円)で、竜田揚げはご飯とみそ汁、小鉢、照り焼きもみそ汁が付く佐々木代表は「しょうゆとショウガで下処理して肉の臭みを消すのがポイント」という
利波会長は「昔食べて懐かしいという人や、最近は若者も来店し好評を得ているツチクジラはミンクやイワシクジラに比べ臭みがなく肉質が柔らかい食べることを通じ文化を継承していきたい」と話す
6月30日まで営業は午前7時~午後2時日曜のほか、3、10、17日は休市のため休業問い合わせは同連合(電話0138・22・5804)へ(山崎大和)