函館市本町・五稜郭地区の店を飲み歩く「食の五つ星・五稜郭バル」(実行委主催)が10月3日に開かれる。実行委は「コロナ対策を徹底し、市民の皆さんが安心して楽しめるイベントにしていきたい」としている。午後4時から同11時まで。
本町・五稜郭地区の活性化を目的に2013年から年1、2回実施。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2019年10月の第12回以降は開催を見送っていたが、今夏に函館市内でも複数の飲食イベントが開かれ、店舗や来場者の感染防止対応が十分に図られていたと判断し、2年ぶりの開催を決めた。
当日は30~40店舗が参加する予定で、各店が用意したピンチョス(つまみ)とドリンクを店内で楽しめるほか、初めてテークアウトにも対応する(一部店舗を除く)。
前売りチケットは3500円(5枚つづり)。9月3日から参加店舗などで販売する。緊急事態宣言の発令またはまん延防止等重点措置の区域に指定された場合は中止となる。実行委代表の室田秀文さん(活魚料理いか清店主)は「感染対策を万全にしたうえで、お店や市民の皆さんが元気になれるイベントを目指す」と話している。(金子真人)