サンタクロースの格好でパレードし、集めた益金で病院や児童養護施設で過ごす子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るチャリティーイベント「函館サンタラン2019」(実行委主催)が、12月1日に函館市西部地区で開かれる。
「サンタラン」は闘病中の子どもたちにクリスマスを楽しく過ごしてもらおうと、世界各地のほか、東京や札幌、大阪などで開催している。函館では、道教育大函館校の学生を中心に実行委を組織し、14年にスタートした。
当日は、正午から金森ホール(末広町)で参加受け付けを開始。開会式が始まる午後2時までパレードを盛り上げるランタンや横断幕のほか、児童養護施設の子どもたちに贈る道南スギを使った積み木などの製作ブースを設け、参加者で交流する。
式後、午後4時に同ホールを出発し、ホール周辺を練り歩き、この日に開かれている「はこだてクリスマスファンタジー」の会場で記念撮影し、解散する。
道教育大函館校2年の庄司優果実行委員長(20)は「多くの子どもたちを笑顔にしようと、参加者100人を目標に準備を進めてきた。当日参加も可能なので、ぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。
参加費は大学生・一般1000円、高校生以下500円(小学生以下は保護者同伴)。事前の参加予約・問い合わせは、メール(hakodatesantarun@gmail.com)へ。(飯尾遼太)