はこだてみらい館(若松町、キラリス函館3階)は10月14日まで、「オトッペ ミニミニアート展」を開いている。NHKEテレで放送中の「オトッペ」の絵コンテ展示や映像上映のほか、缶バッヂ作りなどさまざまな企画が開かれている。
同番組は音を「観察」する「聴察(ちょうさつ)」をテーマに、音から生まれた不思議な生き物たちが活躍する物語で、放送と連動して遊べるアプリや音楽が話題を呼んでいる。
会場では、番組の紹介やキャラクターの絵コンテ、デザイン画、製作スタッフインタビューなどパネル15点、出演声優のサイン10点を展示。
また、アプリを利用した「サウンドラリー」、キャラクターパネルと記念撮影ができるコーナーや実際に自分の想像するオトッペを描くコーナー、7種類の缶バッチや15種類のキーホルダーを作ることができるワークショップも用意されている。
また、同館の特徴のひとつでもある、ディスプレイを使った企画も複数用意。自分の身長を計ることができるディスプレイの「すくすくスケール」にも同番組のキャラクターが登場するほか、国内最大級であるLEDディスプレイのメディアウォール(縦2・4メートル×横14・4メートル)前で身体を動かすことで点数を競う「コロコロ函館」にも同番組のキャラクターたちが期間限定で登場している。
メディアウォールで流れる同番組のエンディングテーマに合わせ踊っていた、函館鍛神小学校2年の成田愛唯さん(7)は「毎日(同番組を)見てる。大きい画面でびっくりした」と笑顔で話していた。
ワークショップのみ有料で、時間と定員が定められている。問い合わせは同館(0138・26・6000)まで。(伊藤 尚)