プロが焼くジンギスカンと
地場産の新鮮ジビエに酒が進む
「大門ひつじ亭」は、自慢の羊肉を最適な焼き加減で味わってもらおうと、すべての肉をスタッフが焼いて提供するジンギスカン専門店。本店、駅前店に続く姉妹店としてオープンした「松風店」は、〝ジンギスカンと四季の肴〟をテーマに、店内で手切りする生ラムをはじめ、酒が進む独自メニューを展開。かつて高級リゾートホテルのコックとしてジビエ料理を手掛けていた奥山遼耶オーナーは、「臭い、硬いという鹿肉のイメージを覆したい」と、今年4月、森町に開業したジビエ工房「マノワラボ」から新鮮な鹿肉を一頭買い。肉々しい味わいの肩ロースからヘルシーなロース、タン、ハツなどの希少部位まで、焼肉用の地場産鹿肉を目玉に、ジビエ目当てに訪れるファンを増やしてきた。ジンギスカン鍋で鹿肉と羊肉を焼き比べ、お気に入りの部位を見つけたり、鹿やいのししのソーセージをつまみにバー感覚でくつろいだり…。道南だからこそ味わえる絶品グルメで、観光客はもちろん、地元の人の心もしっかりと掴んでいる。
(ハコラク 2022年11月号掲載)
大門ひつじ亭 松風店
函館市松風町20‐3
☎080‐9018‐8138
17:00~翌1:00
(24:00L.O)
不定休
禁煙