JR北海道は、今月29~31の3日間に企画する「北海道新幹線で行く青函鉄道漬けの旅」を発売している。定員は先着30人で、達し次第申し込みを締め切る。
道新幹線開業5周年を機に新幹線車両に親しんでもらうとともに、青森、函館地区の私鉄、第三セクター鉄道の歴史や魅力に触れてもらおうと初めて企画。道南いさりび鉄道、青森県の津軽鉄道(五所川原市)、弘南鉄道(平川市)、青い森鉄道(青森市)などが協力し、2泊3日で青函を周遊する。
旅程は1日目に新幹線「はやぶさ」で新函館北斗駅を出発し、津軽鉄道で五所川原へ。2日目は弘南鉄道、青い森鉄道に乗車し、十和田観光電鉄の七百駅跡や七百鉄道記念館を見学。最終日は新幹線や道南いさりび鉄道で函館へ帰着。コースの途中では各鉄道の車庫や函館新幹線総合車両所の見学もあり、鉄道の魅力を満喫できるツアーとなっている。
旅行代金は大人1人6万1000円から(小学生未満は参加不可)。同社は「普段は見られない車庫なども見学できる。ぜひ参加を」とPRする。問い合わせ、申し込みは予約専用ダイヤル(0570・07・5489)へ。(飯尾遼太)