函館バスは開業に合わせ、元町・ベイエリア周遊号で使用する車両のデザインを一新。函館山、五稜郭タワー、金森赤レンガ倉庫群など市内の観光名所をあしらい、「函館観光の楽しさ、わくわく感を表現した」(同社)。
観光路線バスとしての使いやすさ、分かりやすさを高めようと、同機構の二次交通充実化部会がデザインの変更を同社に提案。このほか22カ所のバス停のうち14カ所を同様のデザインとした。事業費は約400万円で、うち200万円を同機構が負担した。
26日には開業を記念して終日無料運行するほか、午前8時40分からJR函館駅前バスターミナルで出発セレモニーを実施する。同社バス事業部の内澤博昭部長は「函館の観光振興の一助となるよう、今後も努力していきたい」と話した。(金子真人)