グローバル・エデュケーション・デザイン(藤澤義博社長)は12日、函館市杉並町8のオカダビル1階にコミュニティ&コワーキング・ラボラトリー「D-SPACE(ディー・スペース)」(菊地優代表)を開設した。高校生以上30歳未満の若年層を対象とした会員制で、地域の学生や社会人の新たな交流の場を目指す。
同社は同ビル内で小中学生向けプログラミング教室「D-SCHOOL函館校」を運営。高校生や大学生、若手社会人ら若者専用のコワーキングスペースで、互いの成長や刺激を受ける空間作りを目指している。
12日夜には、オープニングイベント「未来の描き方~函館〝初〟から函館〝発〟へ」を開催。今年から函館に住み始めたという人を含む、高専生や大学生、若手会社員ら約15人が集まった。地域で活躍する30代のゲスト3人を交え、オープンスペーステクノロジー形式で函館生活、IT技術などそれぞれが関心のあるテーマについて話し合い、交流を深めた。
菊地代表は「イベントやセミナーを定期的に開催し、社会人や学生がともに学べる場としていきたい」としている。
営業時間は午前10時から午後10時。入会金5000円、料金は学生月額3000円、一般5000円。会員の定員は100人。問い合わせはホームページ(https://ged.jp/dspace/)へ。(今井正一)