道内小売り大手のコープさっぽろは14日、山の手店(函館市山の手2)で、小学生がスーパーの仕事を体験する「おしごとキッズ」を実施した。小学3~6年の9人が参加し、レジ打ちや食品の盛り付けを体験した。
流通の仕事に興味を持ってもらおうと毎年小学校の夏休みや冬休み期間中に実施している。店員と同じ緑色のエプロンを着た子どもたちは、スタッフからあいさつの仕方を学んだ後、2つのグループに分かれ、レジ打ちや店内放送などの業務に挑戦した。
カットフルーツのパック詰めに挑戦したグループは、イチゴやブドウなどを自由に盛り付け、完成した商品を店頭で販売すると、わずか1分ほどで売り切れた。
函館中島小学校3年の滝野沢理世さん(9)は「お店の裏には見たことのない機械があってびっくりした。自分で盛り付けた商品が売れた時はとてもうれしかった」と話していた。(金子真人)