【七飯】「北海道大沼グレートラン・ウォーク2024」(七飯大沼国際コンベンション協会主催)が6日、大沼国定公園を発着とする湖畔周遊道路で行われた。出場者約1800人が秋晴れの下、快走した。
種目は大沼湖畔ラン2周(27・7キロ)と同1周(14キロ)など。ゲストランナーには大沼出身のトレイルランナー矢田夕子さんら女性3人を招いた。
開会式で杉原太町長が歓迎のあいさつ。選手全員でズンバインストラクターの岩井優幸さんの掛け声に合わせ準備運動をした。
町長の号砲とともに選手は一斉に走り出し、思い思いのペースで湖畔の景色を楽しみながらゴールを目指した。沿道では町民らが選手に温かい声援を送った。ゴール後、ワカサギ汁やリンゴなどが振舞われ選手は疲れを癒した。
ラン1周に出場した函館市追分町の布広英幸さん(70)は「沿道の一生懸命な応援が力になった」と笑顔。2周に参加した七飯町本町の紺野昌洋さん(61)は「大沼の素晴らしい景色を見ながら気持ち良く走れた」と充実した表情を見せていた。(鈴木 潤)