函館市本町のすし店「鮨ひろ季」(緋田広樹店主、ホテルマイステイズ五稜郭2階)はこのほど、同店のおかみで、名誉利酒師(ききざけし)の称号を持つ緋田和美さんが厳選した日本酒のテークアウトを始めた。
同店は4月13日、最大6カ月間、酒類が販売できる期限付酒類小売業免許を取得し、おかみが全国から取り寄せた約30種類の日本酒の持ち帰り販売を始めた。特に客の好みを聞いて4種類の日本酒を1合ずつ瓶に分けたセット(税別2400円)が人気という。
また、アナゴをふんだんに盛り込んだ「ふんわり穴子弁当と茶碗蒸し」(同1300円)などの弁当メニューや、フランス総菜などの料理教室の講師を務めるおかみ特製のキッシュ(同2500円)や日高地方のはちみつを使ったマドレーヌ(6個、同1140円)などのテークアウト用の料理も用意している。
おかみの緋田さんは「日本酒は量販店では手に入らないものばかり。当店自慢の料理と一緒に楽しんでほしい」と話している。前日までの予約が必要。受付時間は正午~午後6時(日曜定休)。同店(0138・55・5553)へ。(金子真人)