• 函館新聞デジタル
    ご購読申込はこちら
  • 3/15
    函新ウイークリーレビュー
  • 3月のプレゼント
    映画鑑賞券
  • 求人情報
    記者、マーケティングスタッフ募集

観光説明板 多言語化へ 函館市来年度にまとめて整備

 函館市は、市内に点在する観光名所を紹介する観光説明板について、多言語化を進める方針を決めた。インバウンド(訪日外国人)の増加によって観光客の利便性を高めるのが狙いで、2019年度にまとめて整備する。市が指定を受けた国土交通省の「景観まちづくり刷新モデル地区」(17~19年度)の補助事業を活用する。
 説明板は観光名所に市が設置しており、全部で83基ある。このうち、17年度までに多言語化したのは函館山展望台に2基、外国人墓地、函館中華山荘、函館中華会館、旧ロシア領事館に各1基の計6基にとどまる。例えば、中華会館は日本語、英語、中国語の3カ国語に対応している。
 残る77基は日本語と英語の表記になっており、市は17年度当初予算に経費を計上して整備する予定だったが、景観まちづくり刷新モデル地区に選ばれたことから、整備を19年度に先送りした。
 市観光部によると、多言語化は日本語と英語を除く韓国語、中国語(繁体字、簡体字)、ロシア語の最大4言語を指し、現行の板面を更新して対応。全ての言語を掲載するのは難しいため、板面にQRコードを掲示してリンク先のページで日本語、英語以外の4言語を確認できるシステムを構築する。
 多言語化の目標は40基で、国が2分の1を手当てすることが決まっており、市は19年度の予算編成に向けて予算の要求内容を精査中。同部は「インバウンドの入り込み状況を見ながら、どういった言語が必要か検討している」という。
 市を訪れるインバウンドが増加し、17年度は過去最多の50万人を超えた。13年度が28万人だったことを考えると、この4年間で急増している。市は「インバウンド100万人時代の到来」も視野に施策を進めており、同部は「インバウンド急増を意識した、観光環境の整備に力を入れたい」としている。(山崎大和)










      最新記事











      きょうの人生指針/誕生月占い

      函館新聞デジタルとは
      函館新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      最新ニュース

      アクセスランキング

      1. 北斗市市渡で車両火災、男性1人が軽傷
      2. 函館市人事(4月1日)
      3. お気に入りの店をはしご 「大門バル」にぎわう
      4. 恩師と喜びを分かち合う 公立高校が合格発表
      5. 函教大で卒業式 希望胸に302人巣立つ
      6. MT水島興業が破産手続き開始決定
      7. 心房細動による脳梗塞を予防 道南初、手術成功 函病、ウルフ―オオツカ手術Ⅱ法で
      8. 感謝と思い出を胸に一歩 函館市内の小学校で卒業式
      9. 不法残留容疑で中国籍の女を現行犯逮捕 西署
      10. キハ150形、函館地区で運行開始

      函館新聞宅配購読お申込み

      お試し(1週間)もございます。

      フリーマガジン「ハコラク」も毎月お届け

      はこしんフォトサービス
      フォトサービス

      掲載された写真を購入できます

      はこしんバックナンバー
      バックナンバー

      過去3ヵ月以内の函館新聞を購入

      はこしんポスト
      ポスト

      取材依頼・情報提供・お問い合わせ

      国内外の主要ニュース


      クローズアップ


      ニュースカレンダー

      紙面ビューア

      函館新聞紙面

      3月19日の紙面

      SNS公式アカウント

      イベントカレンダー

      ※イベント中止および延期となる場合がございますので、詳細は主催者へ直接ご確認頂きますようお願い申し上げます。

      関連サイト