市立函館保健所は26日、函館市内でこれまでに感染が分かっている新型コロナウイルスの陽性確認者のうち2人が、感染力が強いとされる変異株に感染した疑いがあると発表した。今後、国立感染症研究所(東京)での検査で変異株が確定されれば、渡島・桧山管内では初となる。
同保健所によると、変異株疑いがある人は、25日に公表した愛媛県居住の30代男性1人と詳細非公表の1人。いずれも感染流行地(同県、札幌市)の患者の濃厚接触者で、市内指定医療機関に入院。症状は軽症という。
また、26日の発表では市内の新規感染者はゼロだった。10日以来。