市立函館保健所は24日、函館市内で新たに15人の新型コロナウイルス感染を確認し、すでに感染を公表していた1人が死亡したと発表した。また、21~23日に市内の大学で11人の感染を確認し、クラスター(感染者集団)と認定した。市内でのクラスターは6件目。
同保健所によると、市内大学のクラスター関連の感染者は、いずれも学生で、無症状または軽症。濃厚接触者の検査を順次進めている。
亡くなった人は、死亡日、年代、性別いずれも非公表。
同日、新たに感染が分かったのは、20代男性9人、10代男性2人、70代女性、20代女性、70代男性、50代女性で、症状はいずれも無症状または軽症。14人はすでに感染が判明している患者の濃厚接触者または接触者だが、50代女性は感染経路が不明。いずれも市内宿泊療養施設への入所を調整している。市内での感染確認は累計380人となった。
また、日乃出町の救護施設「明和園」で発生したクラスター関連は1人の感染者を確認し、累計で41人となった。