市立函館保健所は19日、函館市内で新たに14人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。また、15~18日にかけて市内での会食を起因とするクラスター(感染者集団)が発生したことを明らかにした。また、すでに感染していた年代、性別非公表の2人が亡くなったと発表した。死亡日は公表していない。
同保健所によると、新たに感染が分かったのは年代・性別非公表の6人、年代非公表の女性1人、性別非公表の50代1人、20~70代男女6人。このうち、12人はすでに感染が判明している市内または道内患者の濃厚接触者や接触者。詳細非公表の1人と50代女性は感染経路不明。
会食クラスター関連の陽性者は6人で、濃厚接触者は特定済み(人数は非公表)としている。
全員が、18日に市衛生試験所でのPCR検査で陽性を確認。軽症か無症状で会話可能。海外渡航歴や流行地への旅行歴はなく、道南の指定医療機関に入院または市内宿泊療養施設などへの入所を調整中。
市内での感染者数は累計333人となった。