市立函館保健所は7日、函館市内で新たに7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち2人は感染経路不明。市内での感染確認は累計193人となった。
同保健所によると、新たに感染が分かったのは年代・性別非公表の2人と10~60代の男女5人。
このうち、30代と60代女性、詳細非公表の3人は市外患者の濃厚接触者。海外への渡航歴はないが、年末年始に道内の感染流行地に滞在していた。
10代女性と20代男性はすでに感染が分かっている市内患者の接触者または濃厚接触者。50代男性と詳細非公表の1人は経路不明。このうち男性は市企業局職員で業務による市民との接触はない。海外渡航歴や流行地への旅行歴もない。
全員が、6日の市衛生試験所または市内医療機関でのPCR検査で陽性を確認し、会話可能。濃厚接触者は現在調査中。また、12月28~31日に函館商業高校で発生したクラスター(感染者集団)関連では1人増えて累計17人となった。