市立函館保健所と市教委によると、30代女性教員は15日に37度台の発熱症状があり、翌日以降は学校を休んで経過観察していたが、17日に市内の医療機関を受診し風邪と診断され投薬治療を受けた。症状が治まったため18日は通常出勤したが、19~21日は再度休み、その間にも医療機関を受診。しかし、22日に咳の症状が強くなったため改めて医療機関を訪れ、市衛生試験所でのPCR検査で陽性が確認された。中等症で管内の指定医療機関に入院している。海外渡航歴や流行地への旅行歴はなかった。濃厚接触者は調査中。
感染対策が行われていたことなどから同校に濃厚接触者はいないが、同保健所の指示を受けて、23日には接触があったと思われる担任学年の児童と教職員計57人にPCR検査を実施した。同校は24日は臨時休校、25日は担任学年のみ学年閉鎖とする。学内の消毒作業も実施するとしている。