【七飯】函館七飯スノーパークで26日、かまくら作り体験が開かれた。函館市内から12家族32人が参加し、雪遊びの楽しさを体感した。
雪に興味を持ってもらうことを目的とした「雪育プロジェクト」の第1弾。元陸上自衛官で同パークの佐伯秀信さんが講師となり、雪山で遭難した際に避難するかまくらの作り方を指導した。
佐伯さんは「丸く掘っていくと強度が増す」とアドバイス。内部空間が簡単に作れるよう、雪が詰まった袋を中に入れた雪山を事前に用意し、参加者はスコップを手に懸命に穴を掘っていった。
参加した函館北美原小学校4年の木村咲結さん(10)は「初めて作ったけれど、掘っていくうちにだんだん楽しくなってきた。思い通り上手に作れた」とにっこり。佐伯さんは「みんなで協力し合って笑顔で作っている姿が良かった。また来年も開催したいと思う」と意欲を見せた。(北川隼夢)