ヒヨドリの渡り 2015年10月31日 5時00分 松前町 【松前】北海道最南端の町白神岬周辺では、越冬のため本州を目指すヒヨドリの渡りが11月中旬まで見られる猛きん類から狙われるのを避け、津軽海峡の荒波を超える大群が決死に飛び立っている早朝、岬の方から「ピーピー」という鳴き声と共に、数百羽のヒヨドリが一斉に羽ばたく勇敢な野鳥の姿と感動的な自然の光景を眺めに、連日十数名の愛鳥家らがカメラを片手に固唾(かたず)を飲んで見守っている(斎藤彩伽)