- 湯倉神社本殿=湯川町2=、8月29日午後1時半
講師は元湯川町1丁目町会長の村山信夫さん。古くから名湯として知られる湯の川温泉は、1653年に松前藩主高広が幼少の頃、母のお告げで訪ねた温泉に入り、難病を克服。そのお礼として薬師堂が再建され、いまの湯倉神社につながっている。また、箱館戦争では榎本武揚の軍勢も利用し、明治、大正期に函館の旧市街地と馬車鉄道、路面電車の路線が結ばれ、函館の奥座敷と呼ばれるようになった。講演終了後は、伊部宗博宮司の案内で境内を見学する。入場無料、直接会場へ。問い合わせは0138・57・1175(函館文化会)へ。