- 市立函館博物館郷土資料館=旧金森洋物店・末広町19=、29日午前10時半~同11時半
函館の講釈師、荒到夢形さんが出演する。今回の演題は「オリンピックの神髄(1)」「戸井高校無線通信科設立の顛末」。オリンピックの話は、1964年の東京五輪の時、大会が人種や地域などの壁に風穴を開ける役割を果たしたことを象徴する男子1万メートルについて、さまざまなハンディを乗り越えて活躍する選手について話す。かつてニュージーランド沖のイカ釣り船の無線担当者の8割が戸井高校無線通信科の卒業生だったと話していたという。官公庁の採用に引っ張りだこだった同科の設立に関わっていた、ある海難事故について話す。料金は700円で、入館料は別途必要。問い合わせは同資料館(0138・23・3095