- 市立函館博物館郷土資料館=旧金森洋物店・末広町19=、21日午前10時半~同11時半
函館の講釈師、荒到夢形さんが出演する。今回の演題は「函館市電の軌跡(3)」と「大鳥圭介伝(1)」。函館市電の話は、1945年7月14、15日の函館空襲時、電車の女性乗務員が活躍し、多くの市民の命を救ったことや、終戦後に利用者が増加し、乗務員の健康管理や乗客の安全対策などの難題をこなしながら市民の足として、また観光客の目玉として活躍が増す様子を展開する。大鳥圭介伝は、蝦夷共和国陸軍奉行で土方歳三の上役だった大鳥の経歴。尾形洪庵(こうあん)から学び語学に打ち込み軍学書の翻訳も行うことになり、西洋兵学者の第一人者として評されることなどを話す。料金は700円で、入館料は別途必要。問い合わせは同資料館(0138・23・3095)へ。