函館国際観光コンベンション協会(柏木隆久会長)は5日、創立90周年記念式典を市内のホテルで開き、関係者ら合わせて約100人が節目を祝った。
同協会は1935年に函館観光協会として発足。95年に函館国際観光協会へ改称し、99年に函館コンベンションビューローと合併して函館国際観光コンベンション協会となった。
柏木会長は、34年の函館大火直後に協会が発足したことについて「逆境の中で観光の可能性を信じ、行動を起こした当時の市民の先見の明と行動力に今改めて敬意を表する」と述べた。
北海道運輸局の井上健二局長は「日本の国際観光の黎明期に、いち早く観光の持つ力と可能性に着目し、地域の魅力を国内外に発信する取り組みを先導してきた先見性と実行力が、函館観光の発展の礎を築くことにつながった」と祝辞を述べた。
函館市の大泉潤市長は「観光が拡大するためにはプレーヤーがいないと始まらない。(会員の)皆さんが苦難を乗り越え事業を行いながら、地域の雇用を支えてきた」とたたえた。
特別表彰では、函館港まつりの「ワッショイはこだて」の運営や観光振興に貢献した「函館いか踊り実行委員会」の斎藤まり子代表に表彰状が手渡された。
記念講演会では、観光庁の村田茂樹長官が「選ばれる観光地について」と題して講演し、観光に関するデータや、観光庁の支援事例を紹介した。(市丸和秀)



