日創研函館経営研究会(三浦新介会長)の例会が9月27日、ホテルテトラで開かれた。講師に武蔵境自動車教習所(東京)の高橋勇会長を招き、「今、そして明日を生きるためのイノベーション」と題して、会員ら約100人が経営理念の重要性などに理解を深めた。
高橋会長は自身の経営に関する3つの柱として、社員満足とお客満足、地域社会貢献を挙げ、「社員が満足できるからこそ、お客さまが満足できる環境がつくれ、それがお客さまの満足につながる」と強調。同社が掲げる経営理念「共尊共栄」を紹介し、「経営理念が社員に浸透すれば、業績は必ず上がる。社員同士が力を合わせ、理念を実現しなければならない」と語った。
また「我々経営者の思いと従業員の思いが違っていることはよくある」といい、同社でも取り入れている従業員満足度アンケート(ES調査)について、「ぜひやってみてほしい」と呼び掛けた。(野口賢清)