英国と松前結ぶサクラの絆紹介 記念碑横に説明看板設置

 【松前】松前公園の桜資料館横広場に立つ「日英讃桜文化友好親善記念碑」横に、英国に根付いた松前のサクラを紹介する看板2基がこのほど、設置された。看板は町がふるさと納税寄付金265万円を活用し、英国王立園芸協会の「ガーデンメリット賞」に選ばれた「紅豊」「竜雲院八重紅桜」など19種が異国の地で咲き誇る姿が、日本語と英語の解説で掲載されている。
 英国にサクラを贈ったのは、松前公園のサクラ250種のうち100品種を育種した七飯町の浅利政俊さん(87)。1993年に園芸師ジョン・ボンド氏(故人)の依頼に応じて、在来種や浅利さんが育成した品種など58種を贈り、英国王立園芸協会のクリス・サンダースさんらの尽力により56種が活着、キューガーデン、ウィンザー大公園など各地の公園や大学などに頒布されている。記念碑は、サクラを通じて築かれた日英両国の縁を記念し、2016年に築かれた。
 3月31日に松前公園を訪れた浅利さんは数日前に設置されたばかりの看板を前に「花をたたえることは、人をたたえること。松前の個性豊かなサクラを現地に定着させた英国の園芸文化に敬意を表したい」と感無量の様子だった。町は「看板設置を機に、記念碑に足をとめる人が増えれば」としており、松前のサクラ文化の英国への広がりが、日本でも知られることが期待される。(神部 造)

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