五稜郭タワー(中野恒社長)は11日、「箱館戦争戦没者供養祭」を同タワーアトリウムで開いた。参列者約50人が参列し、箱館戦争で命を落とした新政府軍、旧幕府軍双方の戦没者を慰霊した。
箱館戦争では、1869年5月11日(旧暦)に新政府軍による総攻撃が行われ、戊辰戦争最後の戦いに終止符が打たれた。同日は旧幕府軍の土方歳三の命日でもあり、供養祭は箱館五稜郭祭の協賛事業として1972年から続けられている。
供養祭では、中野社長が両軍戦没者を悼む祭文を奏上。導師を務めた徳峰山観音寺(富岡町2)の中村裕康住職らが読経する中、参列者は祭壇で静かに手を合わせた。会場には観光客らも足を止め、慰霊の様子を見守っていた。
今年の箱館五稜郭祭は16、17の両日に開催する。(中島遼泰郎)



